未来へ帆をあげて— 次世代プラットフォームの共創 —
高砂商工会議所
会頭 森本 幸吉
高砂商工会議所ホームページへのご訪問ありがとうございます。
さて、世界経済は緩やかな拡大を続けておりますが、米中貿易戦争や欧州連合(EU)各国の政権統治能力の低下など先行き不透明感が増しています。
一方国内では、今春「平成」が幕を閉じ、新しい時代の扉が開かれます。
10月の消費税率引き上げに伴う個人消費の低迷が懸念されますが、来年の東京オリンピック・パラリンピック、6年後の大阪・関西万国博覧会開催を起爆剤として、景気上昇への期待感も高まっています。
このような環境の中、当商工会議所は第27期3年目の最終年度を迎えます。
「未来へ帆をあげて、いい会議所をつくりましょう」を運営方針に掲げ、①産業の創生②都市の創生③会議所の創生という3つのイノベーション推進に引き続き挑んでまいります。
「破壊と創造」を掲げた昨年の成果としましては、商工会議所活動の基盤である部会の活性化が挙げられます。
テーマ別に再編された7部会が、各部会長のもとで活発な取組みを展開され「産学連携」「個店の魅力紹介」「健康経営」「結びのひとしな認定」「働き方改革推進」など直面する課題解決に向け大きく前進いただきました。
また、新産業創造、都市力創造の2つの特別委員会で、様々な議論を積み重ねて取りまとめた提言をもとに、前年に続き「市政に対する要望書」を提出し、前向きな回答も得ることが出来ました。
「学習する会議所」として「ミャンマー人技能実習生雇入説明会」などセミナー開催は38件に及び、女性部主催の「乳がん撲滅講演会」、青年部主催の「高砂ふらっ灯バル」も活況を呈しました。
明けて本年の干支は「己亥(つちのとい)」です。内なる充実を図り、次のステージの準備をするという意味があるようです。
そこで、2019年度の運営スローガンを「未来へ帆をあげて— 次世代プラットフォームの共創 —」といたします。
時代はデジタル革命真っ只中。参画と協働で未来型産業の基盤整備を推し進めてまいります。「クリエイティブ(創造)」「ダイバーシティ(多様性)」「エンゲージメント(絆)」をキーワードとして、今後も役職員一同「いい会議所づくり」に挑み続けますので、お引き立てをよろしくお願い申し上げます。